シルクへのこだわり

素材選びや製造にこだわり続け、女性の美しいお肌作りのお手伝いができればと日々製品開発に取り組んでおります。

クレオパトラ・絹・京都

シルクへのこだわり

 クレオパトラも楊貴妃も、邪馬台国の卑弥呼も絹を愛しました。絹の歴史は古く、シルクロードを通って西に東に広がり、国境を越え、時間を超えて、今なお最高級の天然繊維として世界中でその地位を確立しています。

 京都の花街(かがい・祇園、先斗町、上七軒など)には、「舞妓さん、絹で作った珠の肌」という言葉が古くからあるそうです。絹の端布(はぎれ)は、捨てずに手に巻きつけ、手足やうなじ、首すじをそおーっとこすると、キメが細かくきれいになって白粉(おしろい)ののりがよくなると伝えられているとか。まさに、絹で「あか抜け」するということでしょうか。もちろん素肌を美しくするための知恵は絹だけではありません、米ぬか袋でお肌を磨いたり、ゆず湯に入ったり・・・色々です。
また、養蚕の盛んな地方でも石鹸が普及していない時代、絹は「石鹸いらずの布」として体・手足を洗うのに重宝されていたようです。

 いずれにしても、今のようなお化粧品がない遠い昔から生活の知恵として「絹」は利用されていたのです。

蚕と絹糸

シルクへのこだわり

絹糸は、蚕が口からはき出す繊維です。蚕はふりそそぐ太陽のエネルギーを目いっぱい吸収し、空気中の炭酸ガスや水、肥料をももとに滋養豊富なタンパク質、炭水化物、脂肪、ビタミン、ミネラルを合成する桑の葉を餌とします。桑の葉を食べると、含有率の最も高いタンパク質が酵素の働きにより各種アミノ酸に分解されます。
 蚕の体内に吸収されたアミノ酸は絹糸腺に移り、そこで絹のタンパク質に合成されるのです。このように絹糸は糸自体が栄養満点なのです。さらに繭糸は蚕が餌を食べた後、生理的な変化により体内の絹糸腺から分泌されるので、外から汚染される機会が非常に少ないのです。
 それに蚕は非常に繊細な虫で、桑が汚染されていたり、飼育環境に問題があったりすると直ちに糸を吐くのを中止してしまいます。ですから羊毛や綿、麻など外界からの汚染を受けやすい繊維に比べ、繭糸はとても清潔といえます。

 絹独特のあのなめらかな肌触りは、絹の成分がお肌と同じたんぱく質からできているからです。また蚕が口から糸をはき出す際にできる糸内部のたくさんのすき間おかげで冬は保温性に、夏は放湿性に優れています。

 絹は肌質・季節を問わず様々な用途に使えるすばらしい繊維と言えます。

京都しるく−絹美容

 生活の知恵として使われていた着物の余り布を、現代女性のスキンケアに利用するには、生地が丈夫すぎて当たりが強すぎ皮膚を刺激すると考えた京都シルクは、女性の肌に適した生地を研究、開発しました。
 絹繊維は摩擦により表面が細かくささくれます。京都シルクはこの細かいささくれと皮膚の角質1層の薄さの関係にこだわりました。
 同じ絹でも、糸の太さや織り方により風合いが異なります。衣料品(ちりめん・つむぎ・もみ・羽二重・綸子・シルクサテンなど)や寝具用生地ではお肌ケアには適さないのです。
 効果的な生地作りは容易なことではありませんでしたが、数年を費やし女性の素肌作りのお手伝いができる京都シルクオリジナルスキンケア用生地が出来上がりました。京都シルク製品は全て、目的に合わせ独自の生地を使用しています。
 だから、肌質・年齢・性別・季節などに関わりなく皆さまに安心して毎日お使いいただくことができます。

京都しるくのミクロのお手伝い

 お肌のトラブルの多くは、はがれ落ちるべき角質がお肌に残り、古く厚く硬くなって起こります。一日に1層ずつ新しい角質が生まれ、古い角質が1層ずつはがれる。これが肌本来の仕組みです。そして約30日でお肌は生まれ変わる。これがターンオーバー(新陳代謝)なのです。でも、年齢を重ねるにつれ、ストレス・睡眠不足・飲酒・偏食などお肌の正常な新陳代謝を邪魔する要因は増えるばかり。正常な新陳代謝のためにも一番表面の角質だけを取り除くことは美しい素肌作りにはとても大切なことなのです。

 そこで京都シルクは、角質1層の薄さよりももっと細い絹のささくれができる京都シルクオリジナル生地を開発したのです。剥がれかけの角質がそのささくれにうまくひっかかる工夫がなされた生地です。だから、京都シルクオリジナル生地はいらない角質だけを優しく取り去ることができるのです。
 角質層は、お肌を守る重要なバリア機能をもっています。落としすぎてもお肌にはよくないのです。シルクの特性を活かしつつ、ミクロ世界の「お肌と絹」の関係を京都シルクは何より大切にしています。これが皆さまの健康で美しい素肌作りに役立つ京都シルクのミクロのお手伝いなのです。

シルクの効果

シルクもお肌もたんぱく質からできています。シルクとお肌は仲良しなのです。
だからシルクを使うのに年齢・肌質・性別・季節は関係ありません。しかも天然のマイクロファイバー(超極細繊維)・シルクは、化学繊維や他の天然繊維に比べ、摩擦によるお肌への負担が非常に少ないのです

シルクへのこだわり

どうして角質が落ちるの? 繭糸はフィブロインという極細の三角形の繊維からできています。フィブロイン内部には、細かい透き間がたくさんあり、摩擦に弱く、こすると表面がはがれて、繊維がささくれてしまいます。それが不要な角質や毛穴の汚れにひっかかり、無理なく取り除いてくれるのです。

写真:蚕糸科学研究所所蔵

シルクへのこだわり

どうしてそんなにうまく引っかかるのか? 蚕がはき出す1本の繭糸の細さと剥がれかけの角質の薄さは同じくらい。もちろんミクロン(1ミクロン=1/1000ミリ)の世界のお話。だからうまく引っかかりカンタンに余分な角質や汚れだけを落とすのです。ただし、これは京都シルクがお肌ケア用に独自開発したシルク生地だから。シルクだからといって何でもいい訳ではないのです。

シルクにまつわるお話